11.ラワン ふたばかき科広葉樹
原産国:東南アジア,フィリピン,インドネシア
柾目
■色 :黄褐色、灰褐色、紅褐色等
■特徴:
何種かあるものを総称したフィリピン名。日本に多く輸入されほとんどがラワン合板、ラワンランバコア用材のようだ。
木質は比較的軽く軟らかい。一部の良材はツキ板としても使われている。  写真は白ラワン(メラピー)
■欠点:ヤニ、節
■代替品:
かつてはマホガニの代替品として、ラワンの一部の良材が使われていたようだ。現在はあまりない。
フィリピンマホガニー(タンギール),フィリピンレッドマホガニー(赤ラワン)とも呼ばれていた。
■用途:
ラワン合板、ランバコア用材、土木建築用材、枕木。
一部良材は家具、建築造作材、彫刻用材
■デリバリー:
問題はないが環境問題が一番の話題(問題)になっている材種。今後は徐々に輸入量が減っていくと思われる。
国内でもラワン合板の代替品として、針葉樹合板やMDFにかなり力を入れているようだ。
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