22.ホワイトオーク ブナ科落葉広葉樹
原産国:北アメリカ,ヨーロッパ
板目 柾目
■色 :黄褐色、淡赤褐色
■特徴:
ホワイトオークは米国の東半分で豊富に見られ、いくつかの種(ホワイトオーク,スワンプチェスナットオーク,チンカピンオーク,オーバーカップオーク,ポストオーク)で形成されている。
木質は重く、強く、非常に硬い。木理は比較的通直。乾燥、切削など、加工はやや困難。
木肌はやや粗だが広範囲な色調に塗装することが出来る為、ほとんど着色して使われているようだ。
国内材のならの代替品として使われ始め、現在はほとんどホワイトオークを使用。ならよりも全体的に木目が荒く、色が白いのが特徴。
そしてならと同じくふ(斑)が出る為、歩留りに関係してくる。(ならを参照) 外国産の硬木の広葉樹の中で一番人気がある。また、ウィスキーの樽としても使われているのでも有名。
■欠点:斑(虎斑)、タレ、黒ブシ、タンニンを多く含む
■代替品:レッドオーク(北米産)、ヨーロッパ産オーク
■用途:重構造建築、家具、内装造作材、フロアー、洋酒樽、指物
■デリバリー:
通常品は問題ないが、年々良品、長尺品が出る割合が少なくなってきているようだ。
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