阪神・淡路大震災で活躍した物・・・こんなものが役立った
未明の街を襲った阪神・淡路大震災。地震の直後には、家屋や家具の下敷きとなった人を救助しようにも、救出救助道具はほとんどありませんでした。
そんな状況の中で、みんなで協力して自宅からあらゆる物を持ち寄り、工夫して利用しました。救助活動や避難通路の確保に特に必要とされたのが、バール、ノコギリ、スコップなど。すべて揃っていれば理想的ですが、無理な場合はスコップ1本でもあれば、何とか対応できます。また、家具やピアノなどの重い物の下敷きになって身動きがとれなくなってしまった人を救助する場合には、車用のジャッキがあれば女性でも簡単にタンスを持ち上げることができます。
さらに、倒壊や火事によって住まいをなくし、避難所生活を送った方々には、テントやバーベキューセットなどのアウトドアグッズも大活躍したとのこと。家庭の防災備蓄品に加えておけば、万一の時に役立ちます。
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