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[8] イザというとき慌てない消火の心得 |
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地震による二次災害で最も恐ろしいのは火災。万一火の手が上がった場合でも、初期段階で消し止めることができれば、大災害にはつながりません。ここでは、身近な消火用具をいくつか取り上げ、イザという時に正しく使えるよう、種類と使い方を説明します。 |
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■消火器の種類
消火器には3つのタイプがあり、それぞれラベル表示されています。 |
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一般火炎 |
油火炎 |
電気火炎 |
粉末消火器 |
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○ |
○ |
強化液消火器 |
○ |
○ |
○ |
泡消火器 |
○ |
○ |
− |
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■使い方 |
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1.安全ピンを引き抜く。
2.ホースを外し、火元に向ける。
3.レバーを握って噴射。 |
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■正しい構え方 |
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○風上に回りこんで消す。
○姿勢をなるべく低くして、熱や煙を避けるようにして消火器を構える。
○炎や煙に惑わされず、燃えている物体にノズルを向けて、火の根元をめがけて噴射する。ホースは、掃くようにして左右に振る。
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■設置と点検
高温多湿を避けて設置する。さびついているものや変形しているものは危険なので取り換える。また、消火器は使用しなくても年月が経つと機能が劣ってくるため、中身の入れ替え時期や圧力の点検など、定期的な点検が必要。
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