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第1章[合板] |
2:合板の歴史 |
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日本では1907年(明治40年)、名古屋の浅野吉次郎が独自に開発したベニヤレースの実用化によって始まったとされています。明治7年に輸入して、博覧会に展示したという記録がありますから、外国ではそれより前に製造されていました。
日本の創成期の合板は、大豆グルー・ミルクカゼイ・膠(ニカワ)などの接着剤を用いてベニヤチェスト(茶箱)用や楽器用、家具用などのものを製造していましたが、耐水性が向上するに従いその用途が拡大されました。
1950年(昭和25年)頃、尿素系の接着剤が開発され飛躍的に接着性能が向上し、合板=剥がれる板というイメージが払拭されると消費財→耐久消費財→建築用材と用途を広げ、アメリカに次ぐ世界第2位の合板生産・消費国となっていきました。
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