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HOME合板とは(目次)>[1:合板]6.針葉樹合板で地球環境を考える
第1章[合板]
6:針葉樹合板で地球環境を考える
従来、合板の原木にはラワン材などの熱帯産広葉樹が主に用いられてきました。今、資源保護や温暖化防止などの地球環境保護のため伐採制限の時を迎えています。
そこで注目したいのが針葉樹。針葉樹なら、植林によって、持続的生産・安定供給が確保し易くなります。

 
その1:限られた資源、環境を守るには・・・
その2:そのために
その3:針葉樹とは?
その4:その構造
その5:「合板」として利用する
その6:欠点を克服するには
その7:「複合合板」としての新たな活用方法
その4:その構造
▼広葉樹の構造
殆どの樹木は、幅0.01〜0.05mm、長さ0.5〜5mmくらいの細長い細胞が集まって出来ています。

広葉樹では、沢山の細胞の中に「導管(どうかん)」といわれる縦に細長くつながった管のような細胞があり、このなかを通って水分・養分が運ばれています。

ところが針葉樹にはこの細胞がありません。針葉樹には体全体を支えている沢山の細胞だけしかなく、その細胞が水分・養分を運んでいます。この細胞を「仮導管(かどうかん)」といいます。広葉樹では体を支える細胞は「木繊維」といいます。
▼針葉樹の構造
樹木には針葉樹にも、広葉樹にも年輪があります。木は春から夏に生長し、冬には生長を止めます。特に春にはその生長が速く、形が大きくて細胞膜の薄い仮導管や木繊維ができます<早材>。そして秋が近づくに従い、次第に形が小さくて細胞壁の厚い細胞ができるようになり<晩材>、やがて生長が止まるために年輪ができます。針葉樹のなかには、この早材部分と晩材部分の間の[比重]の差が2倍から8倍に達するものがあります。 <早材=春材><晩材=秋材>ともいいます。
このようにして年輪は1年に1つづつでき、その木の年令を知ることが出来ます。特に針葉樹は年輪がかなりハッキリとしています。そして針葉樹の場合、細胞の構造も単純なので割り易いのです。

樹木中の水分や養分の通り道は上下だけでなく、内側から外側を結ぶ横の通路もあります。帯のように内側から外側へ年輪を貫いて<放射状>に伸びており、放射組織と呼ばれています。これは針葉樹では目立たず、広葉樹では太くて目立つものが多いのです。「ナラ・クリ」などでは虎の縞模様のように見えます。
広葉樹の導管は針葉樹の仮導管よりずっと太く、木の種類によっては目立つものがあります。またその並び方は次の3種類があります。
@年輪の境目にそって並ぶ「環孔材」=ケヤキ,ナラ,キリ
Aバラバラに散らばっている「散孔材」=ブナ,クス,ラワン
B年輪と直角に放射状に並ぶ「放射孔材」=カシ,シイ
重さも針葉樹と広葉樹では異なり、針葉樹のほうが一般的に軽いといわれ、しかも柔らかです(広葉樹は重くて堅い)。これは比重で考えますが、木材の持つ多くの細胞の穴に含まれる空気の量によります。
この細胞の空隙は同じ木でも育ち方によって違うこともあります。針葉樹で育ちが悪いと膜の厚い細胞が多くなり、比重が増えます。広葉樹では育ちが悪いと導管のみが残って軽いカスカスの木になります。これは大変弱い木です。一般に比重の大きい木は強さも大きくなります。(乾燥材で考えます)
その5:合板として利用する」へ続く
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