|
|
|
●HOME>合板とは(目次)>[1:合板]6.針葉樹合板で地球環境を考える |
|
|
|
第1章[合板] |
6:針葉樹合板で地球環境を考える |
|
|
従来、合板の原木にはラワン材などの熱帯産広葉樹が主に用いられてきました。今、資源保護や温暖化防止などの地球環境保護のため伐採制限の時を迎えています。
そこで注目したいのが針葉樹。針葉樹なら、植林によって、持続的生産・安定供給が確保し易くなります。
|
|
|
その5:「合板」として利用する |
|
以上のように、針葉樹と広葉樹の間には色々と異なる点が存在します。ですがさらに厄介なのは、1本のなかでも気候・水量・日照などの関係からその育ち方が異なり、性質に色々な「ムラ」ができることです。
もう1つ、辺材と心材のことも記さなければなりません。材の色が濃くなっている木の中心近くの部分が「心材」で、まわりの外側の色のうすい部分が「辺材」と呼ばれています。(アカミ=心材・シラタ=辺材)これは見た目のほか、腐り安さ、虫の食い易さなどといった違いがあります。今までラワン材中心に合板を製造してきたので、すぐに針葉樹に転換しようということになっても、なかなか難しいところがあるのも現状です。
|
「その6:その欠点を克服するには」へ続く |
|
|
|
<<目次 |
前ページ|次ページ |
|
|
|